10年ほど前 スティーブンキング60歳代の
作品。やっとこさ読了。ただでさえ遅読の
私としては最後までたどりつくのにエネルギーがいりました。キングと言えば波瀾万丈のストーリー展開と、スピード感 爆発力というものをきたいして読み始める訳ですが、この作品は、全体的に低空飛行が延々と続く様な展開で
いつかやってくれるだろうという期待を
ずっと持ち続けるうちにエンディングを迎えるというものした。では面白くなかったのかと言えば
そこはキング。なにかしらの魅力が無ければ
上下1000ページを越える小説の読書は継続不可能です。やはりキングも60歳を超え作風が変化して来ているのだなあと思いました。
印象としては詩的な表現が多かった様に思います。フロリダのデュマキーという島が舞台で
未知の島の印象が強烈に余韻として残ります。
ホラーサスペンスとしては今一の感じでしたが、小説としては面白かった。
コメントをお書きください