色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年

やっと浜松でも桜が八分咲きになりました。village目の前の鴨江公園の桜も

今年も咲いてくれました。なのに雨が続くのです。今年は。

前回のキングが長過ぎる小説だったので

今回は春樹サンにしました。以前より気になっていた多崎つくるです。昨夜読了しました。

まず思ったのは村上春樹は60歳を越えているはずですが何故こんなに瑞々しい青春小説が書けるのだろうという事。

瑞々しいなどというよりモッとモッと繊細でナイーブ。何度でも聴きたくなるラブソングというかんじ。メロも良いしアレンジも良いし声も良いのです。

主な舞台にフィンランド 東京 名古屋

そしてなんと我が故郷 浜松が登場します。それもストーリーの中で重要な街として。また良い小説に出逢えました。