五木寛之氏の大河の一滴。以前読もうと思っていた
書籍なのだがついつい読みそびれやっと読了。
20世紀末 オウムやサカキバラセイトの話題が
マスコミをにぎわせ、不景気も相まって、来るべき
21世紀に多くの人々が不安を抱いていた頃の
お話。
さすがの五木氏もかなりネガティブに時代をとらえていて切羽詰まった感が溢れ、明るい前向きな気持ちにはなれなかった。
あれから10数年が光のように流れ去り、アベノミクスやトランプ政権 中国の台頭 北朝鮮のミサイル連続発射と時代は休み無くページをめくる。
80歳代を迎えた五木氏はいったい今に何を思うのだろう。
続大河の一滴を期待したいところだ。
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