カズオ イシグロのノーベル文学賞
受賞のニュースがテレビをにぎわしている。
30代の頃彼の代表作 日の名残りを
読み、凄い作家だなーと感心した。
ストーリー展開も無理が無くオーソドックスで
独特の静かな気配のようなものが
全体を包み、読後心地よい余韻にしばらく
つつまれていたのを記憶している。
日本人の感性は確かに感じたが、それが自然とイギリスの文化と融合しているという観点では
貴重な作家だと思う。
彼は村上春樹を敬愛してるらしいが、独特の気配を持っているという点では共通したものを感じる。 いよいよ村上は来年かな?